風ーBreeze

みなさん

 

こんにちは。週末です。

変わらずお過ごしですか?

 

こちら毎日多少の雨と雷がなり変わりやすいお天気ですが、太陽も出ているのでいっぺんに全部楽しめる、という感じです。

 

今日はあるおばあ様とお話しすることができました。施設の入り口にちょっとしたテラスがあるので、そこで風と太陽を感じながらのお話です。

A yard with table
A yard with table

私のつたない英語を良く聞き取ってくれて、この土地に不慣れなことをとても考慮しながら話してくれます。 アルバータはとてもドライな気候が特徴ですが、だからこそ、もともと嫌いでない雨が私にとってはさらに美しく思えます。おばあ様も私と一緒で雨、雷が大好き!と好みが一致して話が弾みます。

ご両親が農業を営んでいたこともあって、「雷は農作にはとてもありがたいものなのよ。Nitrogenを与えてくれるの」と。 おお~、科学元素の名前がここでも出てきたではありませんか! ダーリンにはこの元素についてよく説明されるものの、はてはて、Nitrogen

なんだっけなあ、とピンときません。が、「その言葉聞いたことあります。よくハズバンドがはなしています。」というと、「あら、私たち同じ言葉でしゃべっているわね。」と冗談をいって二人で笑いました。

A yard with table
A yard with table

家に帰って調べると、窒素だということがわかりました。「窒素と雷」で検索すると、「稲妻」と日本語であるように、稲作にはとてもありがたいものだ、ということもわかりました。そんなことを普通に知っているおばあさんに、まだまだ教えてもらえることはありそうです。

A yard with table
A yard with table

今日はちょっと気温が低め。そろそろぽつぽつ降り出して、風も出てきたので中に入って羽織るものを持って出直そうと施設内に戻ると、「あ、いたいた、探してたのよ。」と2人の看護婦さんたち。 ずいぶん長く外にいたようで、しかも勝手がわからず大変失礼しました~。

A yard with table
A yard with table

「看護婦さんにひとこと言って出ていくんですね?」と確認すると、2人はそれぞれ違うリアクション。こういう時、その人の性格や根本にある考え方が出て面白い、と思うのですが、一人の看護婦さんはにこにこして、いい時間を過ごしていることの方が大事し、その辺にいることはわかっているから、いいのよ~、という感じ。もう一人の方は、「そうね、私たちにひとこと言ってね。 それか、ホワイトボードがあるからそこに書いて行って。たいていそうしているから。」ときっちりというタイプ。二人とも、患者さんのことを考えてのリアクション。おばあさんが私の名前のスペルをもう一度確認すると、“Here you go”とみんなそろって笑顔でした。

みなさん、よい週末を!

 

Shizuko