こんにちは。
8月第一週目、どのようにお過ごしでしょうか。
今週はBritish Columbia dayという祭日が月曜日にあり、ちょっと長めのウィークエンドを迎えています。 土曜日にはまだ凍っていたころ一度訪れた、アブラハム湖にもう一度足を運び、その湖の反対側にあるAllstone Lake trailというトレイルにチャレンジ・・・したものの、始めた時間が遅く、雨が降り出したため、大体10%まで登って降りることに。(降りてくる人にあとどのぐらいか、と聞いたら、その時すでに午後1時過ぎ、彼らは朝の10時から上っていた、とのこと・・・。)本当の理由は、ダーリンがスタミナ切れ。 しかし唯一のドライバーなので、程々にしてあげないとこまる、という思惑のもとでした。本日の写真はその時のものです。
さて、まだまだま~だまだ、英語の練習はしていかなくてはならないんでしょうけど、あまりの出来の悪さに悲しくなるから、「何とかなる精神」で開き直っているところです。 まったく、日常ダーリンとの会話の中で、絶対に自信を持っていたものが発音が違う!?とか、そうだったの!?と、今まで何の疑いも持たずに使い続けていたことがよくあります。
例えば、カナダではナショナルスポーツとして熱い、Hockeyでございます。
はい、ホッキ―、です。 辞書を引くと「a」と cを鏡に映したような文字の、2種の発音が出ていますが、私は今まで思いっきり「ホ」つまりオの発音をしていました。 ところがです、この単語かなり「ア」の発音に近くいったほうが通じます。というか、じゃないと通じない・・・。
「ア」の発音に近いというのも、なかなかあいまいでありますが、とにかく口をちょっと尖がらせたような「オ」の発音ではないことを発見したのはなんと最近。しゃべっていてどうしても通じなくてイライラして綴りを言うと、ダーリンが正します。でも、ダーリンだって英語を流暢に話すものの、フランス語が混じることもあるし、なんとなくアラビア語なまりのこともある、と思い、「違うよ、ホッキ―でしょ!」といいはったのですが、iphoneに乗せた辞書で発音を聞いてみると、「ハッキ―」。くっそ~、しらんだった。。。これも日本語英語のせいだわ。ちょっと日本語化していると気を付けないといけません。
そのほか発音問題では、
カルシウム(Calcium)ーカルシアムに近く発音すると近づく。
ウルフ(Wolf)ーヲルフとWをしっかり発音。
ウッド(Wood)ーヲを発音するかのように口を作って言う。
などがあります・・・。LとRは日本人が不得意っていうのはかなり認識されてて意識しやすいのですが、Wで始まる言葉、いつのまにか日本語英語に戻っていた私。WhatのようなWhだと大体OKですが、Hがないとなかなか忘れます。それというのもやっぱり日本語英語のせいか、と・・・。
もうひとつはですね、発音の問題ではないのですが、これはもしかしたら気にするか気にしないか、というだけの問題ともいえるものです。英語でくしゃみをした人に”Bless you(ブレッシューとよく言ってますが)”と言うフレーズです。辞書には「お大事に」と出ているし、まあ、「くしゃみをした人に、災いが起きないように神が守ってくれますように、と英語圏では使われる」ぐらいな感じで習っていました。 それに、アメリカにいたころ、同じようにくしゃみをした人には、きちっとこのブレッシューを言うと、Thank youと普通に帰ってくるから、なんて素敵な言葉かけなんだろう、と思っていました。
と・こ・ろ・が、です。 ダーリンの職場では、そのひとの宗教がキリスト教だと明らかでない限り誰も使わないとのこと。前の職場の秘書はエホバ教だったそうで、エホバ教の方もこの言葉は使わないんだそうです。そ~んな複雑なことを気をつけなくてはいけない言葉だったなんて・・・。
しかしこれは、ちょっと考えると日本人が写真を撮るときのピースと同じ感覚でもあるんじゃないのかな、とも思います。 ピースはビクトリーで、戦争がやまない国の人たちがよくカメラに向かってピースをしていますが、日本ではそれが、特に意味もない、形だけのものとなっている、という。
または、ヨガのクラスなんかでマントラを唱えてオームの連発をすることがありますが、ここにも似たようなことが言えると思います。「ヨガは宗教じゃない、と言いながらマントラなんかをクラスで唱えて、おまけにオームまで唱えているじゃないか」という苦情が、謀スタジオであったのを思い出します。 その言葉を使うとか唱えるということ自体が、大きな意味を持つという考えの人と、いや唱えたって宗教を信仰していることにはならない、という考えの人。
だから、そうふかーく考えると、日本人で無宗教な私がこのフレーズを使うのも、かなり変?だった、とも言えるし、特に気にせず、けれどかなり習慣として無知なまま使い続けることもできる、ともいえる気がします。
じゃあ、サル―(スペイン語)にしようか、と思いきや、まあこれもブレッシューのスパニッシュ版なんだけ。でもですよ~、くしゃみをした人への言葉がけって、日本ではないからなんか素敵じゃないですか?
そういえば、アレルギーのある父がくしゃみをしだすと、決まって母親は「ほら始まった。」と必ず言っていました。 これは人様には使えないし、ちっとも素敵じゃありません。 何か新しく作りだせないものかと思います。
そんなこんなで、英語のみならず、カルチャーの勉強をやり直し~でございます。あはは。
みなさん、また~。
Shizuko