NY-Tokyo

こんにちは。

週末は雪が降り続け、かなり積もっています。

今朝は-23度、湖の上に霧のように漂う水の蒸発が美しい朝でした。

 

先週明けぐらいだったと思います。 まだ暗いうちにジョギングをしていたら、湖が何やら見慣れない物体で様子が違っていました。 ちょっと足を止めてよ~く見てみると、カナダ雁たちが休憩中! 好きなんですよね~カナダ雁。 

 

皆さんにもぜひシェアしようと、走り終わってカメラを持って湖に戻ったのですが、暗くって、フラッシュをたいても映らない・・・。

しょうがない、まだどこにもいかないことを願って、日が昇ってから見に行くことに。

ちょっと移動してはいましたが、まだまだ雁たちがいました!

 

何とか写真にはおさめてはいますが、これらは結構遠目からの撮影です。(残念~。)

とても警戒心があるので、ちょっと近づくと離れていきます。 せっかく陸地近くでゆっくりしていたところを、私一人の撮影が原因で全移動というのも申し訳なさすぎる。 というわけで、移動をし始めている雁たちの、遠くからの写真しかありませんが、実際には本当にいっぱい、沖のほうで準備を整え中(と勝手に想定しています)の雁たちが美しく集まっていたんです。

彼らの「グワーグワー」という声は独特ですから、あれ~?と思うと近くにいたり、空を横切っていたり。 う~ん、いいな~。

 

さて、日曜日の夜は、いつも決まったTV番組を見ています。

全てが日曜日に集中していてその数4本。 いくつかは重なっている時間帯で、

いつもどれを優先するかで話し合う感じですが、その一つに、CNNのプログラムで

Anthony Bourdain- Parts Unknown」というのがあります。

 

ご存知の方もいるかもしれませんが、この日曜日の内容がTokyoだったので、シェアさせてくださ~い。

 

このBourdain(日本語だとボーディンと表記されていますね)、もともとはNYでシェフだったのですが、食を通して各国を訪れ、ジャーナリストとして本も書き、以前にも「No Reservation」という番組を持っていました。 彼の視点が、かなり人と違う、というか、彼ならではのナレーションを付けてなかなか見ごたえのある番組なので、面白くて二人で見ています。

 

どんなトウキョウを見せてくれたかというと、いや~、あはあは、私も知らない世界でした~。この日ばかりは番組の前に必ず、「バイオレンスやセクシャル」なものが含まれるとの忠告が出ました。

 

まずは渋谷の夜のお店。若い女の子がビキニのような、体丸出しの服というか、コスプレというか、を着て、いろいろな乗り物に乗って登場。 見物人はスケートリンク外の席のように段差のある席にすわり、舞台とはしっかり区切りがつけられています。

飲み物や食べ物を楽しみながら見れるようですが、Bourdain、”I am confused"と、圧倒されるような雰囲気ではあるものの、リアクションに困っていました。

 

それから、「しばる」ということを職業にしている女性や男性。本屋に並ぶいっぱいの漫画と、それを立ち読みする人たち。 人気漫画家と食事を作品を見ながらするのですが、なかなかセクシャルギリギリのその作品に、お店のおかみさん(?)、仕事しながらちらちらすごい流し目で見てます。 

 

とまあ・・・、知らない世界が続くわけですが、ひとつ、寿司シェフの安田なおみちさんと久しぶりの再会がありました。  NYで知る人ぞ知る、ミッドタウンのお店。 今は東京にもどりシェフを続けてまいます。 Bourdainもいろいろ懐かしがって、二人でいい雰囲気でしたが、不思議なことに、この二人のフィーリングを見ていて、何とも言えないNYの雰囲気を思い出させられました。 NY在住時代、安田さんのお店のほぼ目の前のお店で、ひそかにアルバイトをしていたこと、レストラン業のいろいろをちょっと垣間見たこと、お客さんから学ぶ一部のニューヨーカーたちの生活、そこであった友人たちとの思い出。 ニューヨークライフは良くも悪くも独特なものがあり、出会いやコミュニケーションが軽く、しかし色濃くある場所だなあとつくづく思っています。  

 

この安田さんとBourdainの再会がなければ、これがいつものBourdainの番組かと思うほどのトウキョウバージョンでした。 がっかりしたわけではなく、かといってうれしくもない、一つの日本の現実なんだろうなあ、と、一応冷静にすべて見ましたけれど。

 

安田さんがBourdainを連れて行ったのは、中目黒にあるタパスの店。 ここも、以前勤めていた会社のオフィス近くで、私にはなじみ深い場所でした。最後にBourdainが安田さんに言います。「いつもNYでガールフレンドができると、まずYasudaに連れて行ってね、そこでウニ寿司が食べれないような女性はダメ、と、決め手だったんだよ」と。

 

私がダーリンをトウキョウに連れて行ったら、寿司もいいけど「そば」は連れて行くだろうなあ、と妄想。 渋谷駅の中にある立ち食いソバ屋(ちゃんと席がある)「渋そば」は、まさに文化!と思うんですけどねえ。 番組で出てきた不思議なお店・・・は、ダーリン、興味を示したけれど、「喫煙者で煙もくもくだよ」と言ったら諦めてくれました。

 

またすぐに~。

 

Shizuko

 

 

Can you find a tree?
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