モロッコからこんにちは~!な~んちゃって。
写真を送ってくれたのはダーリンですが、ちょっと用事があって一人で里帰り中です。
というわけで先週から一人暮らしで、この車社会の中、車もなく過ごしております。
モロッコは過ごしやすくちょうど良い気候のようです。さっすが~。それでも夜はとても冷えるということで、しっかりセーターや上着は忘れずに持っていってました。
私はと言えば、もちろん飽きもしない(笑)この冬景色の真っただ中で、カナダから出ることができずにお留守番ということなのです。 なんてかわいそうなの~、と思ったのもつかの間、このひとり時間、「意外に楽しい」のであります。うふ。ここだけのお話。
いや~、一人暮らしが長かったということも影響していると思いますが、久しぶりの一人の生活の自由をなかなか充実して楽しんでいる自分を実感して、ちょっとまずい(汗)。 いつも決してこまめな家事をこなしているわけでもなく自由に過ごしているはずなのに、それでも自分のペースで好きな時間に粗食でいいから食事をし、食器も一人分だから洗い物も激少ない。 もちろん以前は「誰かのために食事を作って一緒に食べるってなんてすてきなんだろう。」と思っていたのに。 部屋は散らからないし(ダーリンが散らかし屋というわけではないんでしょうけど)、TVも夕方から興味がない番組がずーとついている、ということもなく・・・って、いえいえ不満ではなく、どれだけ夫と言えど、自分以外の人のエネルギーとか存在が、自分に影響しているかということを実感しているだけなのですが。
なんだか、妙にクラッシックの曲が心地よかったり、絵画展がない場所なのでそういうものをネットで見て癒されたり(ないものねだり~)して遊んでいるわけですが、この静かな一人の機会を使って、もうちょっとやらなくちゃなあ、と思うことがありました。それは何かと申しますと、ついついいつも怠惰になりがちな英語の勉強であります。
いまさらながら、英語圏の学校に入るときに必ず外国人なら求められる英語実力テストというのを見てみました。 TOEFLはご存知の方は多いかと思います。 そのほかにIELTSやCAELというカナダ独特のものもあります。 日本の英検が認められているところもあるようです。
ちなみに英検のサイトを興味半分見てみたのですが、スピーキングテストの動画例はアニメーションになっていて、今見るとなかなか面白かったです。準一級と一級を比べると、確かにレベルも違っているし、一級レベルって、英語はもとより内容の知識だよなあ~と思わせるもの。
思い返せば、中学の頃。 普通の市立中学でしたが、英語に力を入れている学校と言われていた、もしくは、英語講師が自称していたのかちょっと忘れましたが、近所の市立の学校の中では比較的、英検を中一から受けさせ合格させる、という意識が高かった学校ではありました。 とはいえ、当時の英語教育はまだまだグラマーや読み重視で、耳から覚えるとか会話に重点を置いてはいなかった気がします。とにかく中一のころからほぼ全員英検というものを受けていたので(今では普通どころかもっと早くからかもしれませんが)、英検に関する抵抗は少なかったことは確かでした。 しかしスピーキングテストが入ってくる級あたりから、なかなか手ごわくなってきたのを覚えています。余談ですが、どのテストもなかなか受講費がお高いですねえ・・・。
CAEL(Canadian Academic English Language)のサイトでも問題例がPDFでダウンロードできるようになっているので、ちょっとやってみるか、と試したのですが・・・。
うひゃ~、なかなか問題量に対しての時間制限が短い、と感じ、改めて、そして久々にアカデミックの世界の大変さを実感したのでした。内容も、New York Timesからの記事だったり、社会問題の一つとされているものを引っ張り出しています。
そういう意味では、今のほうが多少なりとも知識があって読める、とは思うのですが、それでもスピードは問題外です。集中力ってやつも落ちているだろうなあ、と思いながら、ガクッと落ち込みそうな自分。 別にこの問題ができれば英語圏で暮らしていけるわけでもなんでもないのですが、それでももしできたら、自信としてプラスになっているだろうな、と思い、ゆっくりじっくりとりあえず終わらせました。
こんなことも、道楽に過ぎない、と言われればそれまで。 もうちょっと道楽に身をゆだねるつもりです。 日本の皆様、または、たまにこのブログを覗いてくれている友人たち、覗かなくても友人たち、皆さんお忙しくお過ごしのことともいます。 なぜか、このような自由時間を設けて遊んではいますが、これにも意味があると信じ、おそらくあっという間に終わるだろう一人暮らしをもう少し過ごそうと思います。
今日はこんなところで~。
またすぐに。
Shizuko