みなさん
ものすごい寒気が来ておりまして、-35℃から―30℃を抜けない日々が2,3日ありました。皆さんお元気でいらっしゃいますか?
寒かったことを理由に、撮影がはかどらず、今回はモロッコから届いた写真をご紹介します。 上の写真はカクタスの実。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、水分が豊富で、砂漠なんかでは貴重な食べ物です。 でも、気を付けないと、いつまでも痛みが続くとげに刺さってしまうので、実を取るときは要注意!
さて~、ダーリンの留守中は、いちだんと料理も手抜きに。 久々に玄米を毎日食べてなんだかすっきり~の日々を送っていました。 しかしダーリンがいると、比較的パンの消費量が多いので、この辺でおいしく安全なパンというのが私の観点からするとなかなかないことから、パンは自家製に頼っています。 小麦粉と塩少々、ドライイースト少々、水を30秒から1分間よく混ぜるだけで、あとは12~18時間寝かせる、という、時間はかかりますが、と~手も簡単な作り方を続けております。
おしゃれなパンとか、いろんな形のパンなど、まったく研究もチャレンジもせず、飽きずに同じパンを作り続けているのですが、このドライイーストっていうのがなんとなく私の体質にはあっていない気がして(おなかがガスっぽくなる気がするんですが、気のせいかしらん?)、何とか自然なものにできないかな、と、昔買った手作りパンの本をぴらぴら見ていました。
「ふむふむ」とみていましたが、う~ん、いわゆる酵母を作る段階が大変。こりゃー、やってもそれっきりになるだろうなあ、と実用性のなさを感じていました。 ところがもう一冊、パン専用ではないのですが、ちょっとパンのことも載っている本がありそちらを見てみると・・・。発酵エキスだけでパンを作る、ということが載っているではありませんか! これだわ!と思い、早速私なりの考えを混ぜて実行。
エキスを洋ナシで作ること、約1週間。 なかなかいい感じでシュワシュワしてきて、毎朝ふたを開けるのが楽しい日課となりました。
いざ小麦粉と混ぜることに。 ここからは、いつも私がやっている、1分以内に混ぜて12時間以上寝かせる、という手法でやってみました。 若干いつもより、ぬかみそっぽい匂いが強い気がしましたが、とにかく次の日ふくらみを見てみると・・・。
これも成功! できるじゃん!とちょっと強気に。焼くこと合計35分。 いつものパンと何の変りもなくできました。 500mlの瓶を2つ分作ったので、パンも2個できたのですが、そのうちの一つが若干酸味があるかなあ、という味がしましたけど、まあ、できなくはないんだ、ということを発見。
とはいえ、やっぱりドライイーストの手軽さってば助かります。 味も小麦の味を楽しめます。ですからまあ、実験段階が楽しかった、という感じでしょうか。
ちなみに、発酵ではないけれど、続いているプレザーブ系のものといえば、レモンの塩漬け(これもただいま2度目なんですが、今のところうまくいっています。)、赤唐辛子のペースト(ハリッサというのを作っていたのですが、最近は塩と生の赤唐辛子をミキサーで混ぜるだけで保存しています)があります。 今実験中はガーリックの醤油漬けがありますが、2週間以上たっても真っ黒にならないので、これは時間がかかるのかしら、と根気よく待っています。
梅なんかあれば、梅酒なんかもいいのでしょうけど、これはあきらめるとします。
ダーリンは生オリーブがあれば持ってきて漬けよう、なんて言ってたけれど、さてどうだか。(たぶん見つからなかったか、そんなことは忘れていたかのどっちかな気がします。)
皆さん、何か簡単でいいものありましたら教えてくださいませ~。
今週はちょっと寒さも緩んでほっとしています。どうぞ良い一週間を。
Shizuko