日本より一足遅く、メリークリスマス。
枝という枝が結晶をつけているような白く輝く木々の姿に感動をしています。
寒いとはいえ、こういう光景はやっぱりステキ。
東側はただ今Ice Storm。 温度が低いところに雨が降り、それが凍ってしまう状態で、道は凍り、木々は氷の重さで倒れ、路上駐車の車も凍っていつもより壊れやすく、倒れてきた木々にあたってガラスも壊れ、とにかく危険な状態。 カナダの空港は雪対策がよくてちょっとした雪では影響ないのですが、このストームでは、さすがにキャンセルや遅延の飛行機が相次ぎ、Torontonian(トロント二アン=トロントに住む人々)のホリデー企画は、予想しなかったことになっているようです。
さて~、今年もラストスパートとなりましたが、本日は美しい方がページを飾ります。
年を取ると演歌が好きになる、と中学の時の音楽教師が言っていましたが、それと似ているか似てないか、昔の映画っていいよなあ、とますます思うこの頃です。
最近見たもので、「 Interupted Melody」 という作品がありました(下の画像参照)。 この映画の主人公が、皆様おなじみ「The Sound of Music」で脇役を務めたEleanor Paker、本日の美しい方です。はい、ジュリー・アンドリュースでなくて、キャプテン・ヴォン・トラップと結婚を約束しようとした、バロネス夫人であります。
Sound of Musicはそれはそれは名作だと思っていますけど、このバロネス夫人の振られ方がいつみても凜としてステキ。 求められない愛ならば、つらくともさっと去っていく。どこまでも気高く、相手からの慰めや言い訳の言葉はもらわずに、あくまでも自分から去っていく形をとり、それでも「さよならダーリン」とそっとキスをしてその場からいなくなる。う~ん。 この時のセリフも、涙を浮かべながらのつくり笑顔も、どこまでも上品な立ち居振る舞いも、彼女なりの最後の愛情も、いや~美しい、といつ見ても思うわけです。検索したYouTubeではBGMがついちゃって編集されていますが、そのシーンが大体1:50分ぐらいのところにあります。よろしかったらどうぞ~。
そのバロネス夫人役のEleanor Parkerですが、さる12月9日に他界されました。
そんなわけでTVでも彼女の映画が放映されていたのですが、以前にも書いたかもしれません、昔の女優さんは独特の品や女性らしさが本当に優雅でいいですね。そしてお話がシンプルでわかりやすいっていうんでしょうかね。
そんな風に思うのは年齢のせいかどうかはわかりませんが、だとしたら、演歌もそのうち・・・?
またすぐに。
Shizuko