まだ、緑が見えませんが、カナダ雁たちが毎日独特の声を出してカップルか群れで空を横切る姿が目に付くようになりました。確実に季節感を感じます。
先週末は産まれて初、運転をしました。 といってもまあ、東京を運転するのとはわけが違いますけどね。 ダーリンの車はマニュアルなので、オートマの車を練習用にレンンタルしました(写真)。
始めは駐車場をぐるぐるとアクセルを踏まずに練習。 その後は少し奥地に行って30~40kmのスピードで。 1時間ぐらいたったら、普通の道を運転して家に帰ってみようと80kmまで出して。 たぶん・・・ここでの運転は日本での運転とは比べ物にならないでしょうし、ダーリン指導での運転ですから、私、相当おおざっぱな運転になりそうな予感がしています。
さて、先週はカナダ全土で認知されているボランティア感謝週間でした。
ここSylvan Lakeでも、コミュニティーセンターでちょっとしたパーティーがあり、私も招待をいただき行ってまいりました。 ボランティアの習慣が根付いているというのは本当に素晴らしいですね~。 それぞれいろんな形でボランティアにかかわっている方々がいて、ちょっとした表彰と、中でも素晴らし方にはカップまで用意されています。 サプライズで私まで名前を呼ばれて表彰をいただきましたが、まだ1年しかたってなくて、しかも大したことはしてないのに、ほ~ンとに恐縮です。
どんなボランティアがあるかというと、そりゃさまざまです。 自分の家の広い庭を利用して、子供たちに野菜や植物を育てる教育として自ら指導をしている若~いお母さん、町のハンディーマンで、彼を知らない人はいないというぐらい、どんな施設でもどんなことでも任せなさいという男性、お掃除なら何でもするわよ~とランニングと短パンで汗びっしょりになるまでせっせと音楽を聴きながら楽しそうにお掃除する女性、などなど。 ちなみにこの女性はたまたまシニアセンターで見かけたのですが、このパーティでは見違えるくらい美しくて(失礼)びっくり! 本当に頭が下がります。
こういうことはきっと私が知らないだけで、どんな街でも国でもあるのかもしれないけれど、ボランティア感謝週間といって、こんな風に集まって、多くの人を表彰したり紹介したりするのはなかなか意味がありますね。 私以外はもうみんな知っている人かもしれないけれど、誰が何をしているのかと知ることができるし。そしてもちろん、みんな表彰されるためにやっているわけではないし、この場に来なかったボランティアの方々もいっぱいいるわけで、ただただ微笑ましく心温まる集まりだったわけです。
ディナーあり、バンドあり、ドレスアップもしたい方は存分にどうぞ!というパーティーでしたが、バンドはなかなか個性的?でありました。 写真でわかるようにスコットランドの衣装を着て、バブパイプや独特の打楽器などを使いながら、アップビートのフォークミュージックの演奏。 どこかロックにも聞こえ、カントリーにも聞こえる曲でしたが、踊らずにはいられない、という若者も。 カナディアンにはおなじみの曲ばかりのよう。 すでに9時半を回っていたので、一緒にいたステファニーに送ってもらうはずだったのですが…。
「そろそろ帰らないと。いいかしら?」といったのはステファニー。 帰ろうとするたびに彼女の大好きな曲が次々と流れ、「やだ~!もうやめて~!」なんて言いながら踊りだしちゃいました。 というわけで結局最後までその夜を楽しんだのでした。
再来週からシニアセンターで椅子を使ったピラティスを指導できそうです!こちらも楽しみです。
では皆様~、またすぐに!
Shizuko