A world of art works

雨が比較的少ないこの土地も、今年は例外で通常よりよく降っているというこの6月、昨年より木々や植物が生き生きと、というより、なんだかボーボーになっている気がします。  日本はまだ梅雨明けには早いでしょうか? 

 

さて~、先週はエドモントンに3泊4日しまして、私にとってはちょっとした探検旅行でした。 NYのVillageをちらっとにおわせるようなストリートもよかったけれど、もうちょっと北にある、MacEwan Universityの近辺は、歩いてこそわかる美があり、これぞ、気づいた人にはわかる青空の下のアート、新鮮な空間があったので、写真で少しでもお伝えできれば、と撮ってきましたよん。

 

何がアートだったか、というと、コンクリートの建物が多いこの近辺、使われていない建物も含めて調和された色でペイントされて、また調和の上にすべてが存在している、という感じ。 そしてかなりのスペースをそれぞれとっていて、静けさとともに、不思議な感覚。 まるで、絵画で言うとEdward Hopper 的な感じが漂います。 今までコンクリート系のアートや、あまりモダンなアートは好きなほうではなかったのですが、この町一角には見せられました。 

この日の天候や空の感じもかなり演出していると思うのですが、う~ん、面白い!

写真上の建物なんかも、なんとも色合いといい配分といい、それに気づくと、あれ~!?ステキじゃん!と立ち止まらずにはいられない。

写真上なんか、いったいどこに美があるのか、とお思いでしょうが、じ~~~っとみているとですね、この一帯の配色や配列、そして壁のペイントされた感じ、偶然とは思えませんね。しかも、この建物、後で見に行ったのですが、使われていないようなんです。だから、窓の部分もべた~ってペイントされてます。

違う角度から見ると、手前の建物全体がわかる感じ。 建物の構造自体はあまり細かい細工のない、工場的なものですけれど、そういうものがアートになるっていうのはモダンアートの典型、ですよねえ?

これなんかどうでしょうか?何に機能しているか、はもう問題じゃありませんね。 左から2番目の水色の建物はまさに空き屋。 でも存在自体が、ペイントによって浮き出ています。

機能している建物の中は、きっとそれぞれの味があるんでしょうけれど、とにかく外見が一帯に一巻しているように見えます。

行けども行けども、あれ~?あれあれ?と思わせるこのMacEwan University近辺。もっととりたかったけれど、いつのまにかカメラの電源切れになっちゃいました。・・・とほほ。

ふっと気づくと、こんな建物が。 そのにはArchitecture Construction Managersと。う~ん、やっぱり誰かの計画のもとだと思った~。

さまざまな学科のある大きな大学のようですけど、大学そのものの建築もところどころ素晴らし~のでした。

レストランなんかもなかなかおしゃれで、入りたいと思ったのが写真上。 しかし滞在先がかなり南側だったためと、ダーリンがホテル近くでゆっくりしたいということで、実現しなかった幻のレストラン。次回訪れたら(ダーリン以外の誰かと一緒で)ここに行こうっと。

http://rockies.foundlocally.com/Travel/Map-Alberta.htm
http://rockies.foundlocally.com/Travel/Map-Alberta.htm

  

 

ちなみに、Edmontonでは電車もバスも通っていますから、す~いすい~っと移動が速く簡単にできます。この感じも久しぶり~!都会ですよ、都会。 あ、Alberta州の地図を載せておきます。 ただいま住んでいるのがセントラルアルバータと言われるRed Deerのあたり。ノースアルバータがEdmonoton。サウスがCalgaryとなるので、Cochraneに引っ越したら、去年訪れたElk Island なんかはEdmonton近郊のために遠くてこれからはあまり行けないかな~。 そういう意味ではRed Deerはどこに行くにも中間で便利ではありましたけど。

 

またお便りします。 よくお過ごしください。

Shizuko