Cosmos

Rose center in NY photo from  archleague.org 

NYはアッパーウエストにあるAmerican Museum of Natural History、この近辺の雰囲気は大好きだったけれど、肝心の博物館にはあまり興味がなかった若かりしころ、隣接したRose Center for Earth and Spaceというプラネタリウム付きの美しいガラス張りのミュージアムが開館されたその時は、物は試しと入ったことがありました。 

 

といっても、いまでもYoutubeで太陽のガスが飛び散っている動画を何度も眺めたり、Star Treckを何度でも見るダーリンの趣味で、当時もなんとなくっついて行っただけの自分。おかげで今は一緒になんとなく宇宙や化学などに関するTVを見ざるを得ない状況ですが、どうしてあんなにエキサイトしたり、夢中になれるのか、私には見ようとする努力がなくてはいつのまにかBGMとなってしまいます。

photo from www.old-radio.info

このRose Centerのディレクターを今も昔も務める、Neil deGrasse Tysonという人の番組Cosmosは、漫画を交えたり、いろいろ楽しめるように工夫されており、宇宙だけでなく、化学全般やその歴史、考古学や人類学などにもふれて、私でも面白く感じることもままあり。

 

その中の一エピソードに、犬と人間に関することがありました。

番組によると、オオカミの中でも獰猛性がなくて人間になつっこいやつがいて、人間がそういう「いいオオカミ」だけをそばにおいて生活するようになったと。「いいオオカミ」と「いいオオカミ」から「獰猛なオオカミ」が生まれたら処分し、やっぱり「いいオオカミ」だけを保護し続けて現在のさまざまなかわいらしい犬につながるんですね~。

 

photo from www.dogzer.us

私:「え~、でもさ、チワワとシェパード犬が同じ源からきているっていうのは、凄い信じがたくない?」


ダーリン:「それはきっと、ほら、人間でも小人に生まれる場合があるように、犬でもそういうケースがあって、小さい犬同士から生まれた犬は、やっぱり小さくて増えていったんじゃないかなあ。」


私「・・・そうか・・・。」

ダーリン「・・・進化論っていうのは複雑なんだよ。」


確かに、人間の進化論も絵でなんとなく人間となっていく一パターンしか素人には説明されないけれど、おそらくもっと複雑な証拠とさまざまな分岐があるんでしょうしね。

ちなみに、番組で人間と狼のことに触れたのは、ほんの余談という感じでしかなかったのですが、私の興味はどうしてもそういう余談のほうに飛んでしまいます。


Little walk on beautiful Sunday
Little walk on beautiful Sunday

さて今週も、小さな小さなライフを楽しんでいけますように。

どんな天候でも。

 

Shizuko