ここ最近、イスラム教がらみの話題が多かったから、日本での取り扱い方に興味もあり、そして日本語での解説は何よりありがたく、私もいくつか拝聴してみました。北アメリカにいるとこちら系の題目での記事やニュースなどは日常茶飯事だけれど、まだまだ本来の偏見なしの見方で理解するには、相当の勉強をしなくてはならないなあ、といつも気持ちだけはある・・・。
祈らず、信じず、従わず、どんな宗教も持たずとことん追求するタイプの我がダーリンはイスラム教のもとで生まれ育っています。よく知っているがゆえに、あまり説明してくれず、どちらかというと「これを読め」とか、自分で勉強するようにと促されます。
「PEN」という雑誌の特集でずいぶん前にイスラムと題した特集をしていたことがあり、写真もいっぱいで勉強になるからと購入し、捨てずに持ってきていたのですが、ダーリンの評価がなかなかいい。 写真のクオリティーもさることながら、一番は「イスラム社会を動かすのは、この12人」と題された開きページ。 偏見ではない、多方面から見たさまざまなイスラムの代表となる「顔」が載せられています。
そして今回の人質事件。日本の政治の在り方や、日本人としての在り方、そしてイスラム国に関する解説を含めた番組、コメント等が飛び交っていたから、私も気になって追っていました。
まずデヴィ―夫人。かなりの意見が彼女の発言に寄せられたことだろう思います。 私が彼女に注目するところは、世界最大のイスラム人口を持つインドネシアという国に嫁いだ経歴。本当に「独断と偏見」でずばずばおっしゃることろがあるけれど、イスラムの厳しさを身を持って体験しているという所で、彼女なりの見方があるんだろうな、と納得します。
池上彰がホストするある番組では、イスラムの解説まがいのことを、わかりやすく説明していたように見えたけれど、どこかまだ誤りのある一般的な解説すぎ。勉強になった番組は、1月30日放送の「朝まで生テレビ」でした。いつもどなたかがすぐにYoutubeに載せてくれて感謝です。この番組は各方面の専門家が出演して、いろいろな見方から話が聞けていい。そしてこういう番組を見ると、古舘伊知郎キャスターのようなエモーショナルで政治を全く分かっていないような発言はかなりおかしいと、勉強不足の私でも後の記事を見て思うわけです。
さて、先日近所の日本人カップルを夕飯に招き、それぞれの英語の勉強にと、次回はそれぞれプレゼンテーションを15分しようじゃないか、とダーリンが冗談で提案。ダーリンの出した宿題が、Shintoizmについて。 知っていなくてはとちょっとした資料は持ち合わせているものの、まったくもって勉強不足。日本人カップルの方々、「シントウってなんですか?」と。 そうよね、特に意識せずにある日本の精神論だし、日本人同士のカップルだと余計に意識はしないだろうなあと思いながら、日本人への説明にもあたふたする私。断然ピラティスについてプレゼンテーションするつもりだったけど(ほんとに実現するなら)、なんだかみんなで神道について勉強会でもしたほうが楽しそう。あ、楽しくないかな?
またすぐに。
Shizuko