BC(ブリティッシュコロンビア州)を翌朝たち、USAとの国境へ。車で国境を超えるのは2度目ですが、なんというか、オフィサーの対応というのは毎回違うものです。
前回不要だったI-94のカードを今回はアタッチされたり、前回は聞かれなかったESTAの手続きを聞かれたり(ちゃんと持っていましたけど)して、10分弱ほど止められましたけど、まあそれでもスムーズに入国。無事にMontana州のColombia Fallsという町に着きました。
White Fishという町はTVのBacheloretteという番組に使われているとのことで、それなりに楽しめ、かわいらしい町でした。宿からWhite Fishまでは車で15-20分ぐらいなので、何度か食事に行ったりして。
今回の宿は、今住んでいる部屋のオーナーがあるビジネスをしていて、入居の際に頂いた招待券を使ってのことでした。 Time Shareというのがこのコンセプト。そこは、ゴルフ場、Fitnessセンター、プールなどの施設が整ったコンドミニアムがあり、年間のコンドミニアムフィーと一定額を支払ったら、年間のポイント制度を使って世界各国にある同カンパニーのコンドミニアムを、自分の家のように使えるというシステム。・・・とかなり要約しましたけど。
旅行をしょっちゅうする人は、ホテル代を払うよりまったくお得というわけです。今回は招待券でホテルに2泊して、100ドルのディナー券までついていたのですが、私とダーリンは翌朝のプレゼンテーションと名付けられた、セールスパーソンと向き合ってビジネス交渉の話を聞くというのが必須ということを、チェックインの際に知らさました。
このTime Shareというもの、あまりにも良いお話。今すぐに何かしたい、という気持ちはないから「もう少し考えてからにします」といったところ、デポジットを払って考えておかないか、との誘い。ますます乗る気をなくすダーリン。そんなうまい話があっていいのかな、という疑いを持ち始めます。
とにかくただで泊まっている以上は仕方なかったミーティングを終えて、私と姪っ子はラフティングをしに出かけました。
写真はもちろん、あるスポットでカメラマンが待機していて多くのショットを取ってくれるのですが、こう見るとすごいハードそうですよね。 でもこういう場所は数か所で、ほとんどは滑らかな川にのって、休んでいる感じ。 一番後ろのインストラクターが「前にこいで」という合図を送るまではじーっとしています。じーっとの時間がながくて、ちょっと物足りなかったというのが本音。 運動嫌いの姪っ子でさえそう感じたぐらいですからね。まあ、いい経験でした。
2泊したあと、車を北に走らせ朝食に。 町の名前はHungry Horse。腹ペコ馬?って変わった名前です。モンタナ州で初めて口にしたのが、ハックルベリーという果実でけれど、このダイナー兼お土産屋さんはすべてがハックルベリー。パンケーキにはもちろん、コーヒーもハックルベリーの風味。 お土産コーナーは、ハックルベリーのポップコーン、ジャム、シロップ、チョコレート、ミント、などなど、お店はハックルベリー色をイメージして薄いパープルに彩られています。
ちょうどいいから、あるレストランでサラダにかかっていた、ハックルベリービネグレットドレッシングがとてもおいしかったので、ハックルベリービネガーをお土産に買いました。
西へ行くはずが途中東に行きすぎたりしましたが、そのおかげで行くこともなかっただろう町を見れたり。 6-7時間かけてカナダに帰りました。
来週もまだ気温の高い日は何日かありそうですが、とてもドライなせいか、紅葉や落ち葉がもうちらほら見えるし、なんだか夏も終わりだわ、と感じさせます。
姪っ子も今週末ミネソタ州に向かう予定で、とりあえずバケーションづきあいも終わり。
9月からまた学生に戻ります。 リハビリテーションセラピーアシスタントという学科に入るのですが、2年間、若者に交じって何とかやっていこうと思っております。めずらしく忙しくなるかしら? それでもまたお便りさせてください。
またすぐに。
Shizuko