お元気ですか?
美しい朝焼けを見れるときが続きます。
今週末はカナダのサンクスギビングデイで月曜までお休みです。 もちろん「今よー」となんとか課題をやっつけるチャンスではありますが、月曜日はダーリンと一緒にあるご自宅の食事に招かれているので、私も一品アペタイザーを作って、たまの社交(?)を楽しみにしているところです。
この長い週末を利用して、来週ちょっとしたデモストレーションをしなくてはならない血圧のはかり方を練習しようと、借り出したものが下の写真。英語では左をStethoscope(ステトスコープ)、左はSphygmomanometer(スフィグモマノメター)といいます。ステトスコープは言えるけど、右はブラッドプレッシャーカフと言うほうが多いかな。とても発音しずらいです。
最近はきっと、ボタンを押せば勝手に血圧を測ってくれるものがあるだろうけれど、いたってベーシックな測り方。私ができるぐらいですから、誰でもできる血圧計測。でありながらちょっとした練習は必要です。脈が見つけづらかったり、何も聞こえなかったり、片手でポンプと圧力を緩める作業をするのでそれに慣れること、かな。
クラスではシナリオを付けて患者さんとの接し方、適切な時に手や器具の消毒をしているか、のチェックが入ります。この授業はかなり実践的なことを習うので、頭より体を使う、気に入っている授業。
もう一つなかなかいいな、と思っているある授業の内容で、メディカル用語の暗記があります。これはつくづく、英語のほうが覚えやすい、と思います(筋肉名もしかり)。覚えるのは、接頭語、接尾語(でいいのかな?)それとルートワードという3つ。そうすればその言葉の組み合わせから何を意味しているか分かるようになる、つまり、メディカルの名称をすべて暗記する必要はない、というわけです。
例えばTachycardia はTachy=早い Cardia=心臓、で、心拍が早いという意味だと分かります。HemiplegiaはHemi =半分、Plegia=パラリシス(動かない)、ということで半身不随だということがわかる、というわけです。もしこれがDiplegiaならDi=はダブルを意味するので、両側が動かない、ということになります。というわけで、このラテン語のミニクイズは来週も続くのですけれど。
なんとなく楽しんでいただけたら幸いです。
またお便りしますね。
Shizuko