引っ越しー Moved

こんにちは。 お元気でしたか?

やっと引っ越しを終えました。景色はちょっと変わったかな(笑)。今回は2階です。一階の良さもいろいろあったけれど、これまたいい感じ。 今日は霧がかかってなかなか消えないようですね。これも素敵。

TVではパリの暴動のニュースが続いています。北米、とくにアメリカはこういうことがあると、いつ我が身かという心配で論争が続きますね。 パリは行ったことないけれど、ちょっとしたレストランにせよ、町の中の古い建築が素敵だから、そういうものが壊されることに関してもとても残念です。


さて我が家は、パリやフランスとは程遠いコンセプトです。やっと、大幅に遅れた果ての待ちに待った入居ですから、毎日引っ越してくる人たちで忙しいエレベーター。それでも大きなベッド二つとソファーを、ダーリンと二人で運べました(汗汗)。

窓から見えるある家。 何年住んでいるのか分からないけれど、建物自体は古く特にファンシーな感じではないのですが、ガラスを一つ変えてあったり、バックヤードは野菜が栽培できるような囲いが二つ、それに、ツル系の植物か花などが美しく飾るだろう囲い(?)なんかもあって、この家を愛して楽しんだろう様子がよくわかります。我がコンドミニアムができる前は、朝から晩まで太陽の光を申し分なく浴びることができたお庭です。おそらく、ビルの建設が遅れた理由は住民のアグリーメントがとれなかったことにあるので(取ってから売ってほしいところですけど)、このおうちの主人は大反対だったろうな、と想像。あまりの整頓された様子に、売りに出しているのではと思う。 とはいえ、我が部屋も、西向き(正確には北西かも)を向いているため、夏の日が長い一日の終わりのほうには太陽の光が差すかな、という感じ。植物はまったく無理そうです。太陽嫌いのダーリンにはいいようですが。

この町Cochrane(コクレン)は、今まではTownと呼んでいて、Cityとの区別をつけていましたが、もうCityにならなくてはいけないぐらいとっくに人口が増えています。公共の交通手段がなく、移動は車。 なのにカルガリーへ抜ける道路が限られているため、ものすごい渋滞がいつも起こり、これからの大きな課題。 昔から住んでいる人々はCityにさせず、小さなコミュニティーのあるTownのままでいたい、という気持ちが強いようです。郊外の暮らしを愛するのは最もですが、カルガリーの住宅事情があまりにも厳しいこともあり、ここはそうも言ってられないようです。

 

自然は素晴らしいんですけれど、個人的なことをいうと、年を取ってひとり身になったら、私は都会に住みたいと思う(夢夢)。目の前の家のように、素敵な庭をもって楽しんでいたら気が変わるかもしれませんが、さしあたってその予定はなさそうですし。

 

また一週間、お元気で。

Shizuko