チームワーク Team Work

こんにちは。今月はバレンタインデーの月ですね。

この時期はバラは特に値上がりし、お花屋さんが忙しい時期。もちろん日本ほどではないけれど、チョコレートもハート型や赤やピンクのカラーで包まれて並びます。 Sylvan Lakeにいたころはよくバラの一本買いをしては楽しんでいたものでしたが、Cochraneでは結構ご無沙汰気味。 特に冬場は氷点下の中の帰り道、花が凍ってダメになるのではという懸念もあったり。 花束をいつも買うような贅沢はいつまでたってもできない貧乏性?なのですが、久々に昨日、チューリップを買いました。かわいい💛

さて本日はグループワークについて行ってみようかと思います。

以前もブログに書きましたけど、授業ではグループワークばかりです。特にヘルスケアーのフィールドは現場は常にチームで動く、とのこと。

 

カナダではリーダーシップに関する指導を小さいころから触れる機会があるようですし、スポーツチームに入ってチームを経験している子も多いいから、さぞかし慣れているんだろうな、と思いきや、18歳から20歳ちょいぐらいの子たちって意外と「自分勝手」、に私には映る。自己主張は躊躇なくするし、仲良しさんと一緒になったらそれはまた強気で大変。そして、誰しもこの若さで絶対的に上手なリーダーを務められる子っていないんだ、ということもわかりました。

 

しかし重要なのは、そのために訓練は積み重ねられている、というところですね。

今学期のはじめ、ある授業では冬休み中に講師が6,7人のグループ分けをしており、宿題としてチームワークスキルのサイトを読み、心理テストのようなサイト上のテストをして、自分がチームでとのタイプかスコアを出すようにと指示がありました。サイトはこちら。 

 

 

このスコアをもとに、リーダやその他の役割(Encourager, Compromiser, Summariser, Ideas person,  Evaluator,  Recorder)もそれぞれふるい分けられ、学期の最後には自己評価とグループ評価の両方をそれぞれがする、という仕組み。 成績に関しては高い点を狙う能動的なカナダ人、こういう仕組みがあると、ちょっとごたごたがあった場合でも、立ち直りが早い(笑)。

人のことはさておき、自分ももともと個人プレーヤーですから、こういった指針のもとでチームワークを学べるというのはありがたいことです。しかも年がこんなに離れた、未来へ羽ばたこうとキラキラしている子たちと一緒に。

 

それから、「別にチームのメンバーを全員好きになってプライベートでも仲良くしなさいよ、というわけではなく、チームでうまく課題をこなすことが目的」ということもはっきりと講師は指摘。 仕事は仕事、プライベートはプライベートとしていることも、あっさりさっぱりしていてへんな”付き合い”を気にすることはないという感じ。

チームワーク一つでも、ちゃんと学ばないと実はわからなかったことがいっぱいです。リーダーシップ、指導法、教育法など、すべてナチュラルにできそうで、実はそうでもないですね。そして、チームは個人より利点が多いなあというのは最近の感慨です。もっと早くこのことに気づいていれば、過去の勤め先でも違ったでしょうに、と嘆いても遅しですからね。 前を向いて生かせますように。

 

みなさま、またすぐに。

Shizuko