週末いかがお過ごしですか?
1週間目の実習が終わりました。素晴らしいTA (セラピーアシスタント)にくっついて。
とっても若いのに(24歳ぐらいの年上のお姉さんがいるということだから、それ以下)、こんな子いるんだ?!と思うほど、それはそれは心も外見も美しく、コミュニケーションがスーパー上手で、かわいい冗談でレジデント達(施設に住んでいる人々)と接し、心から人々のケアができる、まさしくスーパーガールがいるんです。大げさでもなんでもなく、私は毎日、彼女のハイスピリットと輝きの美しさに感動し、なんというお手本だろうか!と素晴らしい仕事ぶりをそばで拝見させてもらっているわけです。容姿に見とれてしまうのはもちろんですが、ただ仕事を見せてくれるだけでなく、事細かに明確で必要な説明を見事に要所要所できる、というのもすごい。彼女とペアーアップしてくれたOT(作業療法士)も、「どう?彼女と一緒に仕事を見て回って楽しんでる?彼女はスーパーでしょ」と。
外見の美しさは、内面あってさらに光ります。 男女かかわらず、多くののレジデントが彼女が毎日訪れるのを待っています。もちろん単にとあいさつに部屋を除くこともあるけれど、たいていはフィジオセラピーのエクササイズを行うために。 エクササイズの部屋でほかのTAがあるレジデントとセッションをしていると、「こっちに来て横に座ってよ」と、あえて彼女を呼ぶ人も。
私が彼女にくっついていると、それはそれはみんな口々に、「彼女美しいと思わないか?」とか「彼女はほんとに美しいわ」と、毎回毎回私に言います。それは外見だけをほめているのではないと、いつも感じています。
仕事ができる人というのはいっぱいいるとは思うのですが、それに加えて人々に無償に愛される人というのはカリスマ性と希少価値ですよね。 彼女はその数少ない人の一人でしょう。
その彼女ですが、今月末にグアテマラへ行くそうです。旅行かな、と思ったら、なんと、グアテマラに住宅や施設を建てている活動に参加しているそうで、一年に一回は様子を見たり、現地の人と話したりしに、合計10人ぐらいの仲間と行くんだそう。
普段は日本の優れているところをいっぱい感じて、何かにつけてカナダに苦情を持っていたりする私ですが、こういう若い時からの奉仕活動というのは、日本と比べたらより多くの人々が参加しているのではないだろうか、と思います(もちろん、日本でも私が知らないだけで多くの方々が奉仕活動をしているかとは思いますが)。そしてこういう時、自分のレベルの低さを感じ、やっぱりここの人々から学ぼうと謙虚に戻るわけですが。なにより、この活動をしに行くことを自慢げに話したりするのではなく、楽しみ、レジャーとして行っているという感じで普通に話すのが又すごい・・・。
彼女がグアテマラに行っている間はレジデントの皆さん寂しい思いをするのではと思いますが、寂しさも見せながら、それでも彼女のためになるのならと、「行っておいで」というやさしさが愛情にあふれています。 私なんか自己中心的に、実習中でなくてよかった、とすでに思っています。
ブログ用に彼女の写真があったらいいな、とそれは常々思っていますが、やはり私は実習生で、みんな仕事で忙しい中写真を撮るという状況はなかなか考えづらく難しくて、我慢我慢。
来週の実習最終日にはみんなで写真を撮れたらいいな、とは思っていますけど、ね。
では皆様、よい週末を。
Shizuko